2009年12月6日日曜日

フォト

この一年のハイライトというわけではありませんが、ケータイで撮った写真がいくつかあるのでまとめて載せてみたいと思います。

アシュリッジ


Wyatt room







雪も降りました。


PROMSを聴きにロイヤルアルバートホールへ。


最後の授業はオールド ライブラリで。


秋になり葉も色づきました。


ロンドンも秋から冬になります




大英図書館に時々行って作業しつつ、気分転換していました。ロンドンはすっかりクリスマス模様。


最後の晩餐

"終わり"

ずっと投稿できていませんでした。というのも、ファイナルレポートに追われて、精神的にも時間的にも余裕ありませんでした。
正直、始める前は「週末はしっかり休もう」とか思ってましたが、とんでもない。多分最後の3週間くらいは一日16時間くらいはやってたと思います。食事と寝る、学校その他図書館への移動以外ということです。

書けば何せ40,000ワード以上ですから、内容はについて語ればキリがありませんが、以前にも書いた通り私は学校の図書館の将来への展開を考えるというもの。ストラテジーと、中で働くライブラリアンの”change”プロセスについてでした。Ashridgeという、企業とは違った環境で、ずっと商業的な環境で働いてきた私から問題を見ると、いやー「甘い」って感じです。図書館はあまりマーケティングというイメージがないかもしれませんが、ここの図書館も同様で、利用者のニーズを見ることなく日々淡々と運営する、という印象でした。救いはライブラリアン皆が個人的にとてもフレンドリーでいい人ということでしょうか。

一応、クライアントであるfaculty(図書館のディレクターは一応教授の一人なんです)からは数日前に見せたドラフトで”Excelent”といってもらえたので、一応新しい見方は示せたのではないかと思います。

昨日12月4日16:00は、MBA初日に言い渡された最終論文提出日。最後3日くらいはあまり睡眠を取れない状態でしたが、何とか期限数時間前に提出しました。ページ数でいうと180ページ以上になりました。
昨日は提出後、フォーマルディナーが饗され、正式にMBAは終了しました。おっと、これで最終論文再提出になれば、もちろん話は別です(苦笑)。最終日8時から始まったディナーの後、この日は学校の宿泊施設が提供されたので、これ幸いにクラスのメンバーほとんどが「食べるより寝たい」「飲むより寝たい」状況なのにも関わらず、深夜(明け方?)まで残っていました。私も限界の2時まで最後のクラスメートとの集まりを楽しみました。10時チェックアウトのため、そのころ朝食にいったところ、そこにいたクラスメートのほとんどが論文の疲れか、深酒の疲れかわからない疲労をにじませていました。

ということで、MBAはこれで終わり。
後は帰国まで少し休みながら、といいながらまだクライアントへのプレゼンが残っているため、ちょっと働きつつ、時間を過ごしたいと思います。

2009年11月5日木曜日

Managing the City

プロジェクト、なかなか進みません。ちょっと疲れたので、他の話題を。

都市計画?って感じのタイトルですが(最初は私もそう思ってしまいました)、担当講師がファイナンスだったので気づきました。金融街のことです。イギリスのシティは世界にも名だたる金融街で、the cityで通じてしまいます。
上記タイトルの選択科目が先週ありました。本当は同時期に行われるはずだった「Scenario Planning」というのを取りたかったのですが、参加者足りずにキャンセルとなったため、仕方なく、というほどではありませんが、大した興味も持たずに受けました。
内容は、IR(インベスターズリレーション)、コーポレートガバナンス、実際のファンドへの訪問、そして講師曰く「すでに目標額を稼いで仕事をやめ、ポーカーが趣味」の元アナリストが話すシティの裏側、という感じでした。
ファイナンス系はどれもそうですが、内容に入る前に専門用語のコトバの壁に当たります。今回は特にファイナンスでない言葉にさえひっかかりました。例えば、「NEDs」。これは「Non Executive Directors」のことだそうで、いきなりこんなの言われても??って感じです。英辞郎にもひっかからない。

今回はすべての講義が外部からのいわゆる専門家で、コンサルや外部講師などをやっていない、いわゆる現役な人も多いため、逆にある程度の広さと人数でのプレゼンに慣れていない感が否めず、特に英語圏外の人間には難しかったと思います。ですが、内容は多岐に富み、かつ今まで知らなかった金融街の話など、興味深かったです。ただ、内容的にはちょっとイギリス固有のことに偏った感もあり、そこが不満でした。

講師も「みんなの頭の80%はプロジェクトで一杯だろうから」とアサイメントも「一応ブリーフはあるけど、あまりこれに時間をかけさせたくないのでこれに拘らないでいい。」との優しいお言葉。授業自体実質3日間だけだったので助かりました。何故かこの選択科目のアサイメント提出日が何故かプロジェクト提出日と同じ。私は同じ提出日に二つも三つもあると、焦りにメガ級の拍車がかかると思い、選択科目終了後、3日で出してしまいました。「So quick!」って言われたので、他のメンバーはまだあまり出してないよう。

一番印象に残ったコトバが、「すでに目標額を稼いで仕事をやめ、ポーカーが趣味」の元アナリストの言葉。

”ここにいる人たちはジェネラルマネージャーを目指しているのだろうけど、それならば絶対に数字は避けて通れない。数字ができないシニアは認めてもらえない”

確かに。
以前、アサイメントでファイナンスについてかなり求められるものがあり、何人かが、「自分は苦手だから」とスキップしてマーケティングやフレームワークで対応しようとして、数字はほんのさわりだけしかやらなかったらしく、その人達は不合格、再提出だったらしいです。
ファイナンスだけではないような気もしますが、特にシニアになるには満遍なくというよりはどれにもある程度通じてる必要があるのだと思います。特にファイナンスや戦略などは、実際に知らないとできないですから目立ちますよね。逆に「人」についてはあまりふれていないシニアが多いのではないかな、と思います。なぜ人が変化に抵抗するのか、実際にカルチャーの違いは影響しているのか、モチベーションは本人のせいだけなのか... 合併を体験して、アシュリッジで実際に人についても学んだからかと思いますが、現実のビジネスの世界にはそこのギャップが一番大きいのではないかと思えます。

2009年10月14日水曜日

プロジェクトって大変

すでにプロジェクト作業(らしき)ものを初めてから1ヶ月近く経ちますが、今、終えられるのかどうかのプレッシャーをじわじわ感じてます。本文は10,000ワードなのですが、おそらくアペンディクス(日本語では付録ですか?)がその倍くらいになるらしい(らしい、というのはこれまでの学生のレポートを見ての推論)。書けるかどうかと言えば多分問題ないのですが、それだけの内容を繋げるのに今資料集めやら、インタビュー、アンケートの手配やらでてんてこ舞いです。文献調査も進めていますが、論文の数が多くて、最初に読んだものはすでに忘れてるし、まだようやく全体の構成が決まって来た、という段階。焦ってばかりで作業が進んでないというか。
昨年の学生と話す機会があったので、こんな状況でなかなか進まなんだ、と話をしたら、「自分も去年はまったく同じだった、読んでも忘れちゃうし、でもとにかく何か進めれば少しずつ進むよ!がんばれ〜」と言われました。まあ皆が通った道ですからね。あと泣いても笑っても2ヶ月ですから、何とか頑張ります。
これまでMBAでレポートを書いてもなかなかうまく点数に結びつかないことがあり、それも不安の一つですが、これが終わればもうこんなの書かないで済むし(笑)あ、落ちて再提出になったらまたか、しかもそれって笑えない(泣)

最近、パソコン、机に向かっていることが多いので、ついついアマゾンなどで買い物してしまいます。買い物と言っても「雑草取り」(借りてる家には小さな芝があるのですが、雑草が結構あって、草取りしたくないため)とか、パソコンの盗難防止セキュリティロックとか(最近気分転換にロンドンの大英図書館に行ったりするので、その際に)あまりワクワク感のないものが多いんですが。。。
昨日、今日はとても寒くて、息が白くなります。しかもそろそろ日が暮れるのも早くなり、勉強するには絶好の環境です(笑)。

2009年10月3日土曜日

フレームワーク、モデルの使い方

MBAではフレームワーク、モデルを駆使する、というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、実際にフレームワーク、モデルは大事です。個人的には「このフレームワークが正しいってだれが保証できるの?」とナナメな見方をすることもあります。ただ、こういった「このフレームワークやモデルはxxについて解析するときに適しているか」はかなりの達人でも難しいことは言うまでもないので(かつそんな意義の大きいものは講師が紹介しないし)まずは使ってみて、自分との相性を確かめる程度しか実際にはできません。とやかく言ってますが、講師は課題レポートにおいては「適切なフレームワーク、モデルを使って解析できているか」を大きなポイントにしていることもまちがいないので、避けて通れないという現実的な事情が一番大きいです(笑)
メジャーなフレームワークやモデルは授業で説明があったり、グループワークで使うよう課題が出ますが、課題レポートは個人ですから、自力でやるしかありません。ですが、私は時々フレームワークの使い方が甘い、というようなコメントがつくことがありました。フレームワークの使い方に問題があるのか?と思った時がありましたが、今回卒業プロジェクトでしくじると嫌なので、講師の一人に話を聞いてみました。そこで一通り説明を受けて、自分の書くべき内容がちょっとズレてたことがわかりました。もちろん講師によって見るポイントが違うということは結構ありますが、おそらく今日もらったポイントは、今後にも役立つと思います。
プロジェクトの調査をしていますが、いろいろな人にアンケート取ったり、インタビューしたりということが必要とされていますが、自分としては準備が出来ていないうちに行動に起こすのが不得意なので、今何とか質問をまとめようとしていますが、そのベースになる文献調査がなかなか進みません。読むべき文書が文字通り"山積み"になっており、遅々として進まないのがストレスです。周りで「自分は順調!」という人もいるため(これって文化の違い?)もう少しチャチャっと進めたいものです。

2009年9月23日水曜日

アサイメントとプロジェクト

International study(南アフリカ)の次の日から日本から遊びに来た友人とプラハなどへ遊びにいったりしておりました。噂にたがわず美しい街でした。やはり同じ古さでもUKとは違います。


怒涛の旅行週間が終わり、本業へ復帰。まずは差しあたってはInternational studyの個人レポートを完成させなければなりません。International studyは当地で行ったグループでのプレゼンが60%、残りが個人のレポート+グループメンバーからの作業への貢献度となります。今回のレポートはいつもより少ない2000語、かつ基本的にはグループワークの振り返りのような内容なのですが、逆にいつもと勝手が違うとそれはそれで書きづらいものです。
また、平行してプロジェクト作業も始めています。こちらはいわゆる最終レポートが卒業レポート=修士論文となり、学生がそれぞれ個人でプロジェクトを行います。私はスポンサーが自分の学校であるAshridgeなので、物理的には非常に楽です。プロジェクトは各々がスポンサーと面接し、興味あるプロジェクトを任せてもらえるようアピールしてきました。大体6月ころから本格的に作業を始めた人が多いように思います。私は今後イギリス/ヨーロッパ、日本のいずれでも働くときのために、何とかこちらの企業からプロジェクトがほしいと思っていました。日本のコネを使えば多少は楽だったかもしれませんし、一時はそうしてしまおうか、とも思ったのですが、運良く自分の学校とは言え、こちらの企業のプロジェクトをゲットできました。内容は詳しくかけませんが、学校のある施設の価値創造のため、新しいIT技術を使うなりしてソリューションを提案、というものです。さすがに卒業論文ですので、それなりの文献調査と深い解析が求められます。「こんなに英語文献を読むのか」と思うと、いやー今からもう憂鬱です(笑)
プロジェクトにはスーパーバイザーが個人個人に割り当てられ、私にはIT系のマーケティングを担当するDr が割り当てられました。結構細かくコメントをくれるので、少しずつですが全体が把握できてきたように思います。というのも、本文の10000語にその2倍くらいのAppendixが付く大量の論文をどう構成するべきなのか、というところから私の場合始まってるので...
今、対象となる文献をリストアップしようとしており、またインタビューやアンケート調査を行う必要もあるので、その質問事項の下書きを作って、できるだけ早いうちにマーケ/リサーチ担当の講師に相談したいと思っています。

2009年9月12日土曜日

南アフリカ その4 Townshipとサファリ (終わり)

プレゼン準備の合間を縫って、いわゆる貧困層のすむ地域へ行きました。個人で託児所を開設している女性、B&Bを経営している女性と、貧困であっても起業家精神を発揮し、周りの同じく貧困の人たちにも影響を与えている人たちです。住民は皆黒人のようです。

偶然Townshipを訪問した夜、現地MBAの講師宅に招かれ、そこで夕食を頂きながらプレゼンの準備をしたのですが(参加者全員招待です)、ここは平屋で5LDK+1、リビングにはこれまで見た中で一番大きなホームシアタースクリーンがありました(奥さんは”大きすぎて見てると気分が悪くなる”と言ってました)。周りにも同じような家が立ち並び、日本でいうところの世田谷のベッドタウンという感じでしょうか?おそらく大多数か全員が白人居住者と思われます。昼間の街と対照的でした。
最終日はアフリカの動物が見られるサファリ施設へ行きました。これはオプショナルなので、私を含め6名の参加。6時に出発して、8時過ぎに現地へ着き、朝ごはんをたべてツアーへ出発。トヨタの屋根つき、でもサイドガラスなしのジープに乗っていきます。ちなみに、アフリカではトヨタが工場を他に先駆けて作って現地生産していることから、多くの車がトヨタ車です。
バッファロー、ヒョウ、ちらっとライオン、キリン、しまうま、あと名前のわからない鹿の小さいような動物、サイ、カバ、ゾウが見られました。特にゾウは兄弟がじゃれあってるところ(見た目にはケンカしてるみたい)が見られておもしろかったです。ライオンは24時間のうち20時間は何もせず寝そべっているので、遠めにちらっとのらりくらり歩いているのが見えただけでした。


そんなこんなで南ア旅行も終わり。ケープタウンは来る前には想定していなかった美しい街でした。改めてクラスの人ともいろいろな話ができ、親交できたような気もします。

南アフリカ その3

今回のメインイベント、プロジェクトのスタートです。今回は3つあるプロジェクトから希望のものを申請できます。ひとつが南アでもデパートに当たる小売業、二つ目が現地のワイナリー、三つ目が印刷会社です。私は1.メンバー、2.プロジェクトの優先順位で選びました(笑)。ですが、私の選んだプロジェクトは印刷会社で、ただし以前CSRの時に行った印刷会社とは別で、南アフリカで一番大きな印刷会社(当事者談)で、工場もなかなか大きなものでした。ここでの問題は「コミュニケーション」ということで、内容も前回までの戦略的なアイデアというよりは、初めて「人」に焦点をあてたものになります。
最初は午前中先方の会社のディレクターから概要と彼の感じている問題について話をきき、工場見学。さらに午後からはそのディレクターに頼んで9人の従業人に個別にインタビューをしました。その結果印象的だったのが、ハッピーな人は「昇進できた」、「異動が叶った」という、積極的にアピールした結果、個人的に得られた結果に対しての満足感であり、そうではないどちらかというと日本人的なアピール下手な人は不幸である、ということでした。つまり、個人的にはいいと感じる人はいるものの、必ずしもそこの”従業員”として満足しているわけではない、ということです。社内で交わされる情報はトップダウンですが、ただトップダウン自体が悪いこととは個人的には思っていません。この会社の場合は、トップダウンで命令がきても”なぜそうするのか”、”その結果何が得られるのか”が説明されていないということです。これがないと、働く人は理由を見出せず、またより良い提案が現場からあげられる機会を失ってしまいます。
提案内容は、もっとコミュニケーションを上下で行き来できるようなアイデアが中心となりましたが、今回良かったことは、一応何が問題か、を話す上でモデルやフレームワークを確認してアイデア出しをしたので、一応 1.解析 2.その結果現状と理想の状態を埋めるためのアイデア出し、という順番で話ができたように思います。とはいえ、時間も短かかったため、プレゼンを作りながらアイデアを吟味という形になりました。結果として、そうそうスムーズに行かないのがグループワークです。ですが、話し合い自体はまあまあだったかと思います。前日は12時半までかかり何とかプレゼンを仕上げ、翌朝7時からプレゼンの練習。8時から最初のグループの小売業へのプレゼン、9時から我々のグループのプレゼンでした。結果として、引率の講師は満足したようでした。一応「Ashridgeの評判を落とすことなく、Excellent」とのことでした。ただ、皆がクライアントだけに話しかけたような姿勢をとったため、「他にも聞いている人がいることを忘れないように」と言われました。我々のグループへの個別フィードバックは「コミュニケーションをとる方法論の提案が良かった」とのこですが、実際の評価点はどうなることやらドキドキです。半分観光といいながら、ちゃんとこのプレゼンと、各自がグループメンバーへのフィードバックとして点数をつけ、さらに個人の課題提出も今月末にあり、これらの総合点でInternational study weekの評価点が付与されます。

南アフリカ その2

そもそもInternational study weekって何?と思われる方も多いかと思いますが、半分以上は観光でした(笑) 日曜日にはテーブル・マウンテンの名のように、頂上がテーブルのように平らな山へケーブルカーで登り、絶景を楽しみました。ケープタウンはアフリカ大陸のほぼ南先端部分にあたるので、海に近く、また山も連なっているので、海のそばに雲がかかる山を見下ろす景色が眺められる、というテーブル・マウンテンは人気スポットのようです。


午後からはマンデラ元大統領も投獄されていたロビン島へ行きました。ここでは当時元囚人として不当に囚われていた方がガイドとして当時の刑務所施設を案内してくれます。ロビン島自体はその後世界遺産にも登録された美しい島です。写真はマンデラ元大統領の房だったところです。

我々のMBAグループには2名のアフリカ出身の学生がいますが、やはり彼らにとっては南アフリカのみならずアフリカ全体これから発展できるのか?が非常に関心のあるところのようで、彼らのいろいろなものに対する視線が印象的でした。二人ともイギリスやアメリカに10代のうちに渡り、今は欧米人として生活していますが、今回そのうちの一人といろいろ話をしたところ、16歳で一人家族を離れてヨーロッパへ渡り生活していた、家族はまだアフリカに住むが地理的に難しいこともあり(おそらく政治的な不安定さもあるかと思います)、3年とか5年に一度しか会えない...ということでした。二人とも底抜けに明るくて、パーティ好きなのですが、強い人なんだなあと改めて感じました。アフリカが世界GDPに占める割合は(確か)2.6%のみで、これからBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)のような急成長新興国の仲間入りが果たしてできるかが課題のようです。
今回はケープタウンのMBAスクールの受け入れがあり実現したもので、現地MBA講師による南アについての経済、文化、起業、流通、交通などの講義もありました。現地の英語に苦労した私が評価するのもなんですが、まあまあだっと思います。ただ、引率講師や他の学生には今ひとつ人気がありませんでした。
今回、気になっていた質問を、受け入れ側のMBAスクールの講師(白人)と話す機会があったので聞いてみました。それは「94年(アパルトヘイト廃止と民主化)のとき、どう感じたか」。
答えは「positive」でした。でも「ポジティブでなきゃいけなかった、いや、ポジティブだった」とも言ってました。また、その講師の奥さんの親友は黒人女性だし、自分たちには人種的なわだかまりはないというようなことも言っていました。ただ、講師も言っていましたが、未だ南アの世間ではその実情が追いついていません。講師いわく「ここのMBAの講師を皆見たと思うけど、全部白人だし、南アはまだまだだ」と。特にアカデミックな世界においては経験と、子供のころからの教育が大きく影響しますから、15年ではなかなか解消しないかもしれません。ですが、街を歩いても肌の色の違う人同士というのはまず見かけません。まだまだ一般市民レベルでの生活レベルに差がありすぎて、日常お互いが関わる機会が少ないのだと思います。一端差ができると、特に人種間で生活レベルの差がつくと、同じ国にいながらそれを解消するのはとても難しいのだなあと改めて感じました。この差解消のためには、個人的な意見ですが、やはり政府が多少不公平であっても、制度としてその溝を埋めるためのシステムを作る必要があるように思います。気持ちの面で白人に不公平感が生まれるかもしれませんが(現にすでにあるかもしれませんが...)どこかで帳尻を合わせる必要があるのではないかと思います。

南アフリカ その1

8月29日から9月6日まで、International study weekとして南アフリカのケープタウンに行きました。
29日夜の便にクラスほぼ全員+3人の引率者(エコノミークラスに)のり、約10時間かけて翌朝到着。お昼すぎから観光、いえいえ、勉強となりました。まずはワイナリーに行き、そこでお昼を食べたあと、オーガニック+CSRを意識したワイナリーの敷地を周り、ワインの試飲。私はあまりお酒が得意ではないのですが、なかなかおいしかったです。

ちなみに、その後スーパーに寄ったクラスメートの話によると、スーパーではワイナリーの倍の値段がついてたとか。
ここで印象深かったのはCSRのワイナリーでなく、人の話でした。ご存知のように、南アフリカでは90年代初期までアパルトヘイト制度が敷かれ、人種差別が行われていました。空港からホテルに向かう途中も黒人が住む非常に貧しい、かろうじて「家」と呼べるところがあり、今回も個人的な南アフリカの興味は過去の人種差別が今どこまで本当に解消されているか、でした。法的なシステムでは平等でも、実際このような差別というのはなかなかなくならないことはアメリカなどの例ですでに実証済みです。
ここのワイナリーで、試飲の説明をしてくれたのは、黒人の男性でした。彼はアジアの血も引いているとのことで、感じとしてはタイガーウッズ?でしょうか。彼はワイナリーの主人(白人)から全幅の信頼を得ているようで、そこのワイン紹介のために世界を飛び回っている様子が壁の新聞の切り抜きにも現れていました。ワイナリーの主人がいうのは「かつて黒人の従業員は家もなく、仕事の選択もほとんどできなかった。今ではここで働く黒人従業員も家を持ち、その家族も含め自分の好きな仕事をしている」とのこと。いい経営者だなと思う反面、生活はやはりまだ向上中、という感じもしました。
その日の夜は、疲れてるしゆっくり寝よう...と思いきや、クラスメートの誘いにNOと言えず、ケープタウンの街へ繰り出すこととなりました。

2009年8月15日土曜日

Leading Change - 変化をリードする - グループプレゼンテーション

今回は初めてグループワークに対して評価がつきます。これまではモジュールの終わった一週間後に提出する3000ワードのレポートで評価されており、グループワークを行ってもここには評価は一切つかなかったのですが、今回個人の評価の40%がグループワークの評価より充当されます。
お題は、あるブラジル企業における変化について、戦略、リーダーシップ、人、カルチャー、最重要課題の5つの視点からプレゼンを行うというもの。私はカルチャーのグループでした。
内容的にはStage1-2で行ったカルチャーのフレームワークを使用し、分析し、これまでと、未来の視点両方からプレゼンをしなければなりません。私はイギリス人2人、時間に超ルーズなインド人の女の子、そして私でした。イギリス人の二人がグループを引っ張る形で、まあ全体としては無難に行ったと思います。
この5つのテーマはちゃんと内容的に繋がったものでないといけない...5つに分けたとはいえ、実際の企業ではそのような区別がないのですから、お互いに矛盾のないよう、調整が事前に必要です。今回、内容と合わせてプレゼン自体も各グループでジャズクラブを想定したものにすることになりました。詳細は省きますが、なかなか設定は良かったと思います。前回のブログに書いた通り、なんだかんだでもめにもめた場面もありましたが、普段は結構個人個人それぞれなクラスで、ここ一番の協力体制は見事でした。
結果は...内緒です。ですが、皆満足で、その後のパブでの打ち上げは普段こない人まで登場し、盛り上がりました。というのも、今回のモジュールで今の23人全員の授業はおしまい。この後はインターナショナルウィークで8月終わりから9月初めまで南アフリカに行きます。ここでは実際の企業相手にコンサルを行います。その後各自プロジェクトに打ち込み、最終論文を用意しつつ、2つの選択授業をとっておしまいです。
今回の変化をリードするモジュールは、新しいMBAのワザを習うというよりは、これまでの個人の人生の振り返り、ダークサイドの自覚にあるような、自分を知るための2週間だったような気がします。
おとといから昨日にかけて、”ストーリー”を学びました。水に対してストーリーを作ることで、味的には代わり映えのしないものが、違いを出せる、という感じでしょうか。最初はブランドと何が違うのかなあと思っていましたが、ストーリー作りすることで、より人々に強力なメッセージを伝えられ、かつ過去の歴史を踏まえた商品作りが可能になります。例えば、「宮内庁御用達」や「中国4000年の歴史」とか、その歴史の内容をうまくストーリにして売り込むことで、スーパーで類似商品と何倍の値段がついていても手に取ってもらうことが可能となる...なるほど、と思いました。
また、ここではAshridge MBAに来た道のりを振り返りました。自分の努力なしにはもちろんここまで来られなかったですが、同時に家族、友人、ここでのクラスメートや、もちろんAshridgeの講師陣なしにもなかったです。多謝。

2009年8月12日水曜日

Leading Change - 変化をリードする -

またしばらく空いてしまいましたが、先週、今週と"Leading Change"というモジュールで、変化を実際に起こすにはどうしたらいいのか?何が変化を阻むのか?を中心に話をしています。
企業において、いわゆる「業績不振によるテコ入れ」または私の体験したような「合併」によって、組織変更、職種変更、最悪の場合にはリストラなどが起こりうる訳ですが、現状に満足している人達だけでなく、不満な人であっても漠然とした不安を抱いて変化を受け入れず、結果として6割から8割の企業は変化に失敗しているといわれます。
かくいう私も、合併がきっかけでMBAを考えたわけなので、ヒトに与える影響が大きいことも感じています。

「人にはだれしもダークサイドがある」ということを前提にした授業はなかなかおもしろかったです。人の基本的な感情には「怒り、喜び、悲しみ、恐怖」があり、それがダークサイドの”元”とのこと。例えば、きっかけのつまらない一言や、溜まりに溜まったものが溢れて突然怒りだすとか、言い過ぎてしまう、など。ダークサイドを和らげる方法をいくつか授業でやりましたが、今書いていて思ったのが「イギリス人はダークサイドについて必修科目にした方がいいんじゃないか」(笑)。というのも、今回はグループアサイメントといって、グループでのプレゼンテーションが評価の40%を占め、かつ、5つのグループが一つの企業の変化について5つのテーマでプレゼンするため、ちゃんと全てのグループが流れに沿っていなければならない...ということで、最初の全体ミーティングでは、クラスメートの一人がもらした感想通り「エゴが多すぎ」。イギリス人同士が「だまれ」だの、「何言ってんだ」みたいなnastyな言い合いを繰り返した挙げ句、いつグループ代表ミーティングを開くかで延々...とくだらない議論が続き、閉口。ダークサイド丸だし。
ただ、この人達の唯一?偉いところは、言いたいことを言った後、お互い「やっちゃったなー」みたいな感じでお互いにフォローし合うところでしょうか?次の日には(表面的に)中のいいクラスメートに戻ってる...(姑息と言えば姑息)。
もう一つ印象に残った授業は、「人が持つパワー」「人へ影響を与える」について。クラス全員に、「自分はパワーがあると思うか」「人に影響を与える人間か」というのを主観的に見たとき、パワーのあると思っている人は同時に自分は他の人に影響も与えていると思っているという傾向が非常に強いこと。そこでハッと気づいたのが「この人達はパワーがあれば人に影響できると思ってる」ということでした。この人達の中には、このブログにも何度か出てきた問題児がいるのですが、私にしてみれば、彼から受けるのは不快なパワーだけで、いわゆる”いい影響”を受けることはこれまでまずなかったなあ...(負の影響ならあるかも)ということ。パワーはいわゆる力ですから、”人間に出来”には必ずしもリンクしないはず(声が大きいとか、思ったことをすぐ口に出す)そうか、この人(達)のエゴはここから来てたのか...影響力がある人間だというおごりが彼らのエゴを助長していたのか...と。
わかったら少し理解できるような気がしてきた?
グループアサイメントの結果は次回。

2009年7月31日金曜日

何事も適度がいい

Creating Value(価値創造)のモジュールも終了し、今週はアサイメント(課題)を作成する週です。月曜9時までに3000ワードのレポート提出です。特に今回はファイナンスについても調べなければならないため、ちょっと大変です。

ところで、Ashridgeでは朝、お昼が授業のある間は提供されます。イギリスの食事は悪名高いかと思いますが、Ashridgeは企業を相手にしていることもあってかイギリスでも賞を受賞しているほどなかなかのレストランです。朝はもちろんイングリッシュブレックファースト、お昼もサラダバーからメインディッシュ、ケーキ、フルーツ、チーズのデザートが自由に取れます(少し太りそうなので、最近私はデザート控えめ)。
先日クラスメートといつものようにお昼を食べていたときのこと。アレルギーのある人のために、よく料理に「○○が素材に含まれます」という注意書きが日本でもよく見られるかと思いますが、なんとこんなのがありました ↓
「魚を含みます」...って魚そのままですけど

 「ナッツを含みます」...ってナッツそのままやん!(思わず関西弁)

そんなこんなで皆でバカにして写真を撮って大笑いしていたら、その日以降この注意書きを見ることはなくなりました。
注意書きも、笑い過ぎも、適度でないといけないってことですね。

2009年7月25日土曜日

ライブケースの結果

水曜、木曜とライブケースでロンドンの老舗企業でプロジェクトを行いました。漠然と想像した通り、バタバタの二日間でした。
テーマは中東での顧客獲得を増やす、というものでした。今回は5人のグループでしたが、そのうちの一人が「とくかく中東について調べないと」と張り切り、リーダーとなった人がそれに引きずられ...で、Ashridgeの中東担当者何人か、自分の知り合いまで動員して、文化を中心に聞き取り調査を続け、細かい質問リストまで作っていましたが(結果的には細かい質問ばかりで使えず)個人的には「ここまで必要ないのでは」と思っていました。案の定、ここで調べた内容はほとんど使わず(笑)。
初日はスポンサーのディレクターが中東でのビジネスや、文化など一通りを説明してくれ、張り切って調べていたメンバーも「ここで聞いた情報が一番役に立った」というほどの、さすが”プロフェッショナル”。難しい話題をわかりやすく、フレンドリーに話してくれます。大体頭のいい人は10分も話してればわかりますが、久々に会ったスマートなビジネスパーソンでした(何故か日本語も少し話せます)。
作業に入ったものの、一人クセのあるメンバーがおり、しかもその彼は正直アカデミックな部分の理解がちょっと足りない...そのくせ主張と反論だけがすごいので、別のメンバーが途中で怒って話をしなくなる、など問題はいろいろありました。一日目が終わり、その後21時ころ学校に戻って23時半すぎまでかかって紛糾しながらプレゼンのドラフトを作りましたが、次の日の午前中にまた紛糾。クセのあるメンバーが自分のファンド事業案を午前中のギリギリになって企画しましたが、その頃には他のメンバーは反論するのにも疲れてしまい、勝手にやらせておくような形になり、グループが4対1の状態に。それでも各グループの発表が始まる13時半ギリギリまでかかって何とか一つに仕上げました。
他のグループはそれぞれインド、ロシアでの顧客獲得、インターネットビジネスの拡大などについて各自の二日間の成果を発表しました。中東チームは5チームの中で唯一全員でプレゼンを行いました。あんなこんな...なプレゼンでしたが、何故か優勝! ご褒美は...内緒です。というのも、その内容がこの会社の事業内容そのものなので。
一日明けて、今日は振り返り。メンバー一人一人に良かった点、こうすれば良くなる点をあげていきました。私へのフィードバックは「分析ができる、明瞭である、論理的、サポートができる」、良くなかった点が「もっと主張しろ、主張しすぎ、頑固」個人個人で正反対のフィードバックがありましたが、今回は少し押しが過ぎた、というところらしいです。前回の印刷会社へのコンサルティングではフィードバックが「もっと自分の意見を主張しろ」だったので今回は意識して少し主張しました。前回と今回の中間がいいのでしょうか?うーん難しいです。
今回は学びという点では...うーんどうでしょう。私は前回の印刷会社でも思ったように、コンサルでは一つ大きな方針(Value diciplineなどを使って)を決めて、それを中心に顧客のBasic questionへのソリューションを探していくべきではないか...と思ったのですが、これはあまり賛同がえられませんでした。前回はここが主張できなかったので、今回は頑張ったのですが(なので主張しすぎと言われた)、メンバーはいきなり”TVコマーシャルをやる”などの細かい案を考える方に走り、その後で案の理由付けになるフレームワークを探していました。本来なら、フレームワークやモデルを使い、問題点を抽出し、それを解決するための案を考える...というステップが本来ではないかと思うのですが、それが理解してもらえなかったようです。まあそうしなくてもソリューションは作れるということでしょうか。
また、「価値創造」という題と今回のコンサルの内容が正しいのかが今ひとつ疑問です。MBA生に短いながらもプロジェクトをさせてくれる企業を探すだけでも大変なのはわかりますが、正直モジュールのテーマとの関連性が今ひとつわかりませんでした。
それでもこの会社のプロジェクトに少しですが関われたというのは大きな経験になりました。機密保持契約書を結んだため、会社名を出せないのが本当に残念ですが、圧倒される会社でした。オフィスはおそらくロンドンでも高級感のある一等地、社員は高そうなスーツに身を包んでおりました。
今日で価値創造のモジュールも終わり、またアサイメントの週が始まります。今回は同じ産業にいる2つの会社の価値を比較する、というお題です。二つの会社を調べなければならないばかりか、株主への還元の意味からも価値を比較しなければならないためファイナンシャルレポートも精査しなければならず、私には辛い内容です(涙)

2009年7月22日水曜日

価値創造

先週から”Creating Value”という題でモジュールが展開されております。企業の価値創造とは何か?マーケターの私はすぐに顧客が喜ぶもの、新たにニーズを発掘した発想、というように考えてしまいますが、主な価値創造の尺度としてはやはりファイナンス系に求められるもの(市場価値など)や、実際に新たに市場を開拓したその後の株価への反応というになります。ですが、株価だけを上げればいいのかというと、それではライブドアの二の舞です。やはり結果として株市場に反応を起こされる「何か」が大事なわけです。
新たなフレームワークは比較的少なく、改めてValue Chainなどを企業の価値創造の柱とする、ということをグループに分かれてディベートしたりしていますが、今回のモジュールの目玉は、とあるイギリスの老舗企業のコンサルティングを5つのグループに分かれて行うことです。明日から週末までの3日間、ロンドンのその企業にほぼ缶詰になって行います。
今回は前回の印刷会社と違い、一つのグループ当たり人数が4−5人であるため、話は通しやすいかと思いますが、我がチームには一人どこかズレ気味なイギリス人のおじさんがいて、全然話が進みません。その人がたまたまいない時にはすっごいスムーズでいい感じなのですが。
ま、こういう人とも渡り合う、これも実際の世界と同じです。

ちなみに、先週はシミュレーションとして、この5グループそれぞれがカメラ、医療用撮影機マーケットで対戦しました。2009年から2015年まで一年ずつ決められた時間までに、何に投資して、何をいくつ製造して、ということをシミュレーションしながら競うというものです。部屋にこもって他のグループの出方を想像し、入手できるマーケット情報を最大限活用しながら行うのですが、なにせパソコンにそのデータを打ち込んでいくため、皆で相談しても細かい数字は入力者のさじ加減になりがちです。何だか、ちょっとネットオークションとか、ネット株をやっている感じがしたので、入力の仕方はもうちょっと考えた方がいいんじゃないかな、と思いました。
ちなみに、我がチームは5チーム中3位。その後各チームが自社の宣伝プレゼンをしたあとに、均等な資本を元に投資先を決めたところ、我がチームが一位となりました(ちなみに上記に書いたズレた人は事情があり不参加でした〜)。

2009年7月16日木曜日

コンサルティングスキルその2

先週末の話になりますが、コンサルティングスキルの集大成として、架空のM&Aについてのコンサルを4つのグループに分かれて行いました。午後6時に内容の記されたケースを読み、そこから夜準備をし、次の日の午前中30分の質問時間を経て、午後から30分の提案プレゼンを行うというもの。3人の合併した会社の担当に扮した人々が我々の提案を聞くというものです。グループは自由にメンバーを選べ、しかも今回は4つに分かれたので5-6人のちょうど良いサイズになりました。
私の入ったグループでは、それぞれが自分の目標を設定し、それをグループ全体がサポートしようというものになりました。プレゼンスキルを高めたいインド人、コンゴ人がプレゼンターとなり、私は学んだコンサルスキルを使ってチームワークを高めたい、というのを目標にしました。
学んだコンサルスキルは、具体的なフレームワークから、自分の感情コントロールまでさまざまです。感情コントロールですが、顧客と話をしているときに、何かフラストレーションを感じていながらももやもやしながら自分の仕事をする...ということがままあります。このとき、何が実際に自分の心を支配しているのか知ることでよりよいアウトプットが出るようになる、というコンセプト。確かに思い当たることがあります。
ITコンサルは以前の会社でやっていましたが、M&Aコンサルとなると、話はまったく別で、ITの統合にはどのように行われ、どの程度の期間がかかるのか、なぜ○○のオフィスを統合すべきなのか、作業のプライオリティはどのような基準で決めるのか...等々厳しい質問がたくさん飛んできました。時間的な制約があったものの、他のグループと比べて我々はプレゼンに書かれた内容は薄かったようです。
怒濤のプレゼンの後はちょっとした開放感があったものの、夕方からはフィードバック。3人の正体が明かされました。一人はAshridgeの講師だったので知っていましたが、以前”Time management”で出てきたので単なるゲストかと思いきや実はシティのとある銀行でM&A担当し、現在もM&Aのコンサルを実施、一人はデロイツの元コンサル、もう一人は人材会社から来たとのこと。さて、フィードバックは「提案内容としては物足りない」「チームワークは一番良かった」などなど。さらに一人ずつのフィードバックがあったのですが、私はなぜか異常にほめられました(?)言葉につまったメンバーを助けたのが評価されたらしいのですが、やっぱり私はサポートが向いているようです(笑)。
その後、パートタイムMBA(EMBA)クラスと合同でバーベキューをしましたが、外でリーダーシップ・エクササイズをやっていたEMBAと、コンサルとしてプレゼンに臨んでいたMBAで対照的な服装でした。
あっという間の一週間でしたが、やはり顧客と向き合う仕事、特にコンサルとして感謝されるところを思い出し、やはりコンサルもいいかなあ、と改めて思いました。グループワークを行い、小さいクラスの個々のメンバーと作業することで更にチームワークも良くなり、個人個人を知るいい機会にもなります。改めてAshridgeに来て正解だったなあ、と思います。

2009年7月9日木曜日

コンサルティングスキル

プロジェクトスキルの週も半ばを過ぎました。
前半は、統計学の復習のような形で始まり、実際にリサーチにどう使うかという応用のような形でしたが、正直やりながらも「プロジェクトでこんなリサーチする人がこのクラスで何人いるだろう」と思ってました。Ashridge MBAは大体平均して12年ほどの職務経験を積んだ人が大方ですが、経験があるということは、ネガティブな面もあり、なかなか自分のこれまでのやり方を変えられないところです。クラスでの発言も少し大げさにいうと「自分の経験は○○で、そんなことないからあり得ない。」かつこれを聞いている周りは「あなたの経験聞いたところでそれが何?」という、自分の主張だけを通そうとする輩が多い気がします。
日本人を始め、周りが見えている人は学ぼうとする姿勢があるのでそんなことはありません。しかし、経験=自信≠学びの姿勢 のようです。話がそれました。

今日からは、Ashridge コンサルティングのコンサル2名が実際に近い研修をしています。服装からして「現役コンサル」の雰囲気を醸し出し、ちょっとした緊張感があります。マッキンゼーとPWC、政府系の名だたるコンサルから転職してきただけあり、マッキンゼーのフレームワークや論理思考を元に話が展開されていますが、内容が難しいのと、英語が聞きづらいのとで、私個人的には苦戦しております。論理的思考はWelcome!なんですが...。

今日のテーブルディスカッションではまたストレスが溜まりました。最近あまりいいグループに当たりません。。。

2009年7月7日火曜日

プロジェクト・スキル

初めての方、こんにちは。
ソーシャルネットの日記の外部ブログアドレスをこちらに変更しました。まだほんの少しですが、MBAの様子をブログにしてます。
内容はあまりおもしろくないと思いますが...自分で言うのもなんですが、MBAにいない人には結構退屈な?ブログかと思いますので、覚悟してください(笑)。

本日から新しいモジュールが始まりました。通常5月からのStage 2は2週間授業、その後の1週間で課題(アサイメント)レポート作成でしたが、今回はStage 3のプロジェクトで必要とされるリサーチスキル、コンサルとしてのカスタマーとの接し方などなどをAshridgeのコンサル部門(はい、これが私の学校の名前です、初公開!)のコンサルが講義、指導してもらうというもの。というか、私のざっとした感覚ではこれまでも1/3の授業はこのコンサル部門のコンサルが行っています。いわゆるMBAの講師陣も企業とプロジェクトは普段やっているらしいですが、このコンサルの人々はもっと密に企業と接しており、かつ修士、博士号を持っている人達がほとんどです。
初日はプロジェクトを始めるにあたってのスケジュール感、実際に簡単なリサーチケースが与えられ、グループ内で3、4時間でまとめて発表というもの。今日は、内容的に難しいこともあり、あまりグループワークに貢献できませんでした。リサーチというのもいわゆる統計学を使って行うので、4月のExam以来久々に聞いた専門用語のせいかもしれない...。

実際に9月から客先に基本一人でコンサルを行うのだけど、そのプロジェクト自体まだ決まっていません。先週、一つ面接を受けたけど(コンサル先と直接面接するのです)結果は速くて今週末だし、私の他にも2人ネイティブレベルが同じプロジェクトに申し込んでいるので、あまり期待せず他も探しているところです。

前回のモジュールBusiness in societyのアサイメントが実はまだ終わっておらず、今週中に仕上げなくてはならないのだけど、授業がかなり忙しくなりそうで、ちょっと不安...(汗)

2009年6月26日金曜日

Live caseでのプレゼン

本日は、印刷会社へのプレゼンでした。
結果として満足してくれたようで、良かったです。ただ、ここまでの内容詰めと、作業の進め方はあまり良くありませんでした。私の考える原因は二つ。
一つには、リーダーがあまり機能していなかったこと。一番の年長者がリーダーになったのですが、プロセスを考えずに、とにかく絵としてのプレゼンを仕上げることだけに注力し、時には「今までMBAで何勉強してたんだ?」と思わざるを得ないコメントが飛び出してました。
二つ目には、人数が多すぎて皆の意見をバランス良くいれようとして、よく見るとあまりまとまってないものになったこと。妥協の産物的なものになり、声の大きい人の提案した内容がプレゼンの一番いい位置を占めていたような気がします。私は、人にものを伝える時には、大きな決定から、それを踏まえつつ、段々と小さいレベルへ落としていくべきだと思っています。ですが、今回はそれぞれの内容があまりにもごちゃごちゃで、整然としていないため、本当に必要なメッセージが十分伝わったか、は疑問です。
ただ、今日のレベルにたどり着くのにさえ十分大変だったのと、あとは反省も含めて、声の大きい人の内容はAppendixにすべきだろう、ということが言い出しにくい雰囲気だった、そして、今日自分のする顧客への説明もあまり出来の良いものではなかった...というか、全然良くなかった、ということで、結果として顧客が満足した、というのが救いでしょうか。

また、昨日はHIV医薬品をアフリカの低所得者に提供する会社のCSR担当者が来て話をしました。
CSRに打ち込む理由は「貧しい人でも平等に生きる権利がある」もちろんそうですが、これまで、正直それだけを押されるとキレイごとすぎてすとんと落ちませんでした。しかし、昨日の会社は上記のような理由に加え、「会社の評判維持のため」ともはっきり言っていました。これはとてもスッキリします。というか、利益を追求する会社として当然のことと言えます。それにしても、人の生死に関わる仕事をする会社はCSRという観点でも一筋縄ではいかないなあ...と思いました。岩井克人さんの本「会社はだれのものか」には法人(ヒト)としての企業、会社(モノ)としての企業が法律上どのように扱われるべきかを書かれていましたが、その境目はCSRにおいても問題になるのかもしれません。

2009年6月24日水曜日

製薬会社のCSR

本日は朝と夕方にLive Caseの時間があり、その間は昼食を挟んで製薬会社のCSR担当の方に講義でした。
ここはデンマークに本拠を置く、糖尿病薬、つまりインスリンの製造会社です。なくてはならないものですから、商業活動だけで社会的貢献度は計り知れませんが、製薬会社になじみのない私としては、マーケットを増やすことができず(無論、糖尿病患者は増やせません)、必要とされてはいるものの、必ずしも使う人が愛着を持って購入するものではないので、ビジネスとしてはちょっと抵抗があります。
CSRは、もちろん会社のカルチャーや、社会貢献への考え方が第一ですが、どうしても扱う商品に関連した活動が中心となることが多いようです。この会社の場合、アフリカの子供達に無料でジェネリックのような?一世代前の薬を配る活動をしているようですが、本業とCSRとの境目が見づらいところは、賞賛と批判的意見とにさらされるリスクがあるような気がしました。

Live Caseのグループミーティングは...いや〜もめました。
昨日のスッキリ感がどこへやら、というのも今日は小さいグループではなく、”問題児”を含んだ全員ミーティングだったので、つい、私も声を荒気てしまいました。...っていうか、リーダーとおぼしき人物は、年齢的には十分ですが、理解力と論理思考にはほど遠いんだな。そういう人に英語のせいで負けるのが悔しい!
ま、今日返却されたOrganisational Lifecycleのアサイメントは、この方よりも良かったんで、ま、やっぱり、かな ^^